皆様こんばんは。
　さて、ご相談なのですが、町村合併で誕生した新しい市町村が、広過ぎて困るということはないでしょうか。
　実はわが徳島県に誕生した新しい市や町のうち、三好市は旧三好郡の大部分、美馬市は旧美馬郡の大部分、阿波市は旧阿波郡の全部と板野郡の一部、那賀町にいたっては那賀郡の山寄りの町村全部、が合併してできたので、市域、町域が大変広いです。
　道路に市町村名を付けて行く際、本来なら行政区分に従って、新しい市、新しい町の名前を付けて行くのがよいと思われますが、これらの市や町は広過ぎて、市や町の名前で示されても、いったいどこを走っているのかがピンときません。道路に設置されている行先表示等でも、国道でも旧町名を併記する形のものが少なくありません。例えば、
昔：「池田」
今：「三好市池田」
のような感じです。県道レベルになると、更新する予算がないのか、旧町名のままとなっている場合がほとんどです。
　地元住民の会話の感覚でも、三好市池田町（市役所所在地です）に行くときは、「池田に行く」と言うことはあっても「三好に行く」と言うことはありません。
　そんなこともあって、現在、これらの市を通る道の市町村を、例えば「三好市」ではなく「三好市池田町」のように、旧町名をつけた形に編集しているのですが、これを「三好市」に戻す方とのあいだで編集合戦が起きそうになっています。
　道路の種別の時にもあった問題点と似ていますが、行政的な区分に従うのがよいのか、地元で走っているドライバーの感覚を優先させてもらう方がよいのか、どうするのがよいでしょうか。