リアルタイム通行止めについて

5.6レベルの方でリアルタイム通行止めが出来ないよって方は居ますか?

リアルタイムクロージャー (RTC) の概要

  • *リアルタイムクロージャー(RTC)**は、道路が一時的に完全閉鎖された際に、すべてのWazersに一方向または両方向での通行禁止を示すために使用されます。タイル更新を待たずに、保存後すぐに反映されます。RTCがアクティブな場合、影響を受けたセグメントは赤と白のキャンディーストライプで表示され、Wazeはそのセグメントを通過させたり、トラフィックをルーティングしません。RTCは、完全閉鎖されている場合のみ使用し、部分的な閉鎖や制限時には利用しないでください。
  • 詳細情報: タイルの更新
  • リアルタイムクロージャーの効果
  • RTCが削除されると、タイルの更新を待たずに適切なルーティングが即座に復元されます。
  • 特定のセグメントへの一時的なルーティング防止手段として、道路タイプやジャンクション、ターン制限を変更せずに利用できます。
  • RTCのデフォルト動作
  • RTCで閉鎖された道路は、継続的に通行量が評価されます。クロージャーを通過するトラフィックが検出された場合、自動的にクロージャーは非アクティブ化されます。
  • RTCは、ライブマップやWazeアプリにアラートアイコンとともに表示され、特定のアイコンでWMEにも表示されます。
  • Waze Closures Botによって編集者に通知されます。
  • 主要な交通イベントと連携して通知を送ることができます。
  • 詳細情報: 主要な交通イベント
  • RTCと部分的制限
  • RTCは部分的な制限の追加・削除の必要性を排除し、RTCと部分的な制限の重複使用は避けるべきです。
  • ルーティングへの影響
  • RTCがアクティブな場合、閉じられたセグメントにはルートが設定されません。次に近いセグメントを代替ルートとして選択します。
  • リアルタイムクロージャの設定方法
  • WMEの「Closure」タブから閉鎖を追加し、必要な情報を入力します。
  • リアルタイムクロージャの追加方法(Wazeエディターでの方法)

WME アドバンスト クロージャ

Waze マップエディタでの繰り返しクロージャとインポートされたクロージャ

このスクリプトを利用すると、夜間工事などの長期クロージャ設定が非常に簡単になります。通常は1日ごとにクロージャ設定を行いますが、このスクリプトを使うと、指定した期間内で毎日(または週末除く)などのスケジュール設定が可能です。たとえば、「何日から何日まで、毎晩22:00から8時間」という形で設定し、工事名や期間を入力すると、自動でクロージャを設定してくれます。

スクリプトのダウンロードはこちら: WME アドバンスト クロージャ

:warning: 注意: Wazeエディタの仕様変更により、将来的にスクリプトが動作しなくなる可能性があります。ただし、稀に作者によって更新が提供されることもあります。

Tampermonkey

このスクリプトを使用するには、Tampermonkeyをインストールする必要があります。
https://chrome.google.com/webstore/detail/tampermonkey-beta/gcalenpjmijncebpfijmoaglllgpjagf

WME アドバンスト クロージャ設定手順

  1. アドバンストクロージャーのアイコンをクリック
  • 白く選択されているアイコンを選びます。
  1. 「Add advanced closure」をクリック
  2. RANGE START(開始日)を指定
  • 工事の開始日を入力します。
  1. RANGE END(終了日)を指定
  • 工事の終了日を入力します。
  1. START(開始時間)を指定
  2. Each(曜日の選択)をクリック
  • 工事の曜日を選択します。
  1. DURATION(終了時間)を指定
  2. DESCRIPTIONに工事内容を入力
  3. DIRECTIONで交通規制を選択
  • 両方向通行止め、一方通行など、該当する規制を選択します。
  1. 設定を確認し、対象の道路を選択
  • 工事内容、期間、時間、曜日を確認します。
  • 一箇所のみの場合は「Ctrl + クリック」、複数選択の場合は「Ctrl + Shift」を押しながらクリックで範囲を選択します。
  • 確認が終わったら「Apply」をクリック。

ヒント:

  • 複数選択時に対象外の道路を消す場合は、**「Ctrl + 対象の道路をクリック」**で削除できます。
  • また、「Ctrl + Shift + 右クリック」で範囲をなぞることでも、道路を選択できます。

注意事項

設定が反映されると、指定した周辺道路が点滅を始めます。処理が完了するまでお待ちください。

例: 年末年始の工事設定

長期間の工事を設定する際、年末年始の期間だけ通行止めを解除するには、その期間を削除する設定が必要です。

もし大量の通行止め設定を誤って入力してしまった場合、手動で修正するのは非常に手間がかかります。そこで、GPTにより、指定の場所を自動でクリックして削除を繰り返すPythonソフトを作成しました。このツールをぜひお試しください!

使い方のポイント

  • 座標1の待機時間:1秒
  • 座標2の待機時間:1秒
  • 座標3の待機時間:3〜5秒

PCの処理能力や通信速度によって待機時間を調整してください。

座標の取得は、おーとくりっかーを使って下さい。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/autoclicker/

画像

ファイルなう - アップロードされたファイル

Waze通行止め削除.pyw (6 KB)

画像

RTC を使用すべきか

Waze で通行止めを設定する方法はいくつかありますが、状況に応じて最適な方法を選択する必要があります。以下に、主な方法を比較して説明します。

方法 影響を受ける車両 効果発生 終了 交通データ 使用推奨のケース
リアルタイム閉鎖 全て 即時 期限切れ 保持される 一時的な完全閉鎖に推奨。ドライバーに視覚的に確認可能。
道路の方向変更 全て タイル更新 永続 保持される 二方向から一方向への永久的な変更に使用
時間ベースのセグメント制限 一部/全て タイル更新 任意の期限 保持される 日時や曜日で制限される場合、特定の車両に適用
時間ベースの曲がり制限 一部/全て タイル更新 任意の期限 保持される 一部の時間帯または特定の車両に対して曲がりを制限
永続的な曲がり制限 全て タイル更新 永続 保持される 永続的に特定の曲がり方向を禁止したい場合
ペナルティ付加 全て タイル更新 永続 保持される 目的地のある車両のみ誘導。通常は「私道」を使用
接続解除 全て タイル更新 永続 消失 永久的な接続解除に使用
削除 全て タイル更新 永続 消失 永久に閉鎖された道路に使用

RTC の特徴とメリット

RTC を利用すると、次のようなメリットがあります:

  1. 即時反映 - 設定後数分以内に Waze のルーティングに影響を与えます。
  2. 即時解除 - RTC を削除すると、ルーティングが即時に元に戻ります。
  3. 地図の保護 - ルートやセグメントの変更なしに通行止めを設定できます。
  4. 交通データの保持 - 通行止め中も交通データは保持されます。
  5. 視覚的表示 - Live Map や Waze アプリ上で特別なアイコンやハイライトが表示されます。
  6. コミュニケーション機能 - Waze アプリ内で RTC の作成やコメントが可能で、エディターへの通知が届きます。
  7. 近隣ユーザーへの通知 - 主要な交通イベントに関連付けることで、近隣の Wazers に通知が届きます。

RTC の設定方法

RTC は、以下の方法で Waze マップに追加できます:

  1. WME (Waze Map Editor) での設定
  • 閉鎖したいセグメントを選択し、「閉鎖」タブで詳細を入力します(方向、イベント、開始/終了日時など)。
  1. Waze アプリからの閉鎖報告
  • Waze アプリ内でドライバーが即時に通行止めを報告できます。
  1. 主要交通イベント(MTE)による閉鎖設定

RTC の影響と設定の注意点

  1. ルーティングへの影響 - RTC が有効な場合、Waze はそのセグメントを通るルートを選びません。通行止めの場所が広範囲に及ぶ場合、目的地が近隣の別の道路に設定されることもあります。
  2. ノード閉鎖の管理 - ノード閉鎖は、交差点を通行止めにする機能で、特定の交差点全体を通行不可にする際に使用します。